2014/10/24

MP3のパラメータについて。

MP3ファイルに変換するとき、指定できるパラメータがたくさんある。どんな値にしたら良いのだろう?

前の記事で、WAVファイルをMP3ファイルに変換する方法について書いたのですが、下の図のように、変換するときにいくつか指定できるパラメータがありました。

これらの値は、どんな値がいいのだろう???

指定可能な値は次のようなものらしいです。MPEGの仕様は有料とのことで、正確な詳細は把握しかねるのですが、ネットでいろいろと調べてみると、以下のようにまとめることができました。

参考にしたページは

  1. MP3 (ウィキペディア フリー百科事典)
  2. MP3 の「エンコーダ」パネルについて(Compressor 4 ユーザーズマニュアル)
  3. 固定ビットレートと可変ビットレート vol.3
  4. 固定ビットレートと可変ビットレート vol.4
  5. 固定ビットレートと可変ビットレート vol.5
  6. ジョイントステレオ
  7. シンプルステレオ
  8. ミッドサイドステレオ
  9. 第9回:パッケージソフト全盛時代の「現代MP3事情」

です。

  • (ステレオ)ビットレート
    • 固定ビットレート(CBR)
      • 32kbps[AMラジオ品質]、40kbps、48kbps、56kbps、64kbps、80kbps、96kbps[FMラジオ品質]、112kbps、128kbps[標準品質の音楽]、160kbps、192kbps、224kbps、256kbps[CD品質]、320kbps[CD品質](MPEG-1 Audio Layer-3)
      • 8kbps、16kbps、24kbps、32kbps[AMラジオ品質]、40kbps、48kbps、56kbps、64kbps、80kbps、96kbps[FMラジオ品質]、112kbps、128kbps[標準品質の音楽]、144kbps、160kbps(MPEG-2/2.5 Audio Layer-3)
    • 可変ビットレート(VBR)
      音質を指定するようですね。
  • サンプリング周波数(サンプルレート)
    • 32kHz、44.1kHz[CD規格]、48kHz(MPEG-1 Audio Layer-3)
    • 16kHz、22.05kHz、24kHz(MPEG-2 Audio Layer-3)
    • 8kHz、11.025kHz、12kHz(MPEG-2.5 Audio Layer-3)
  • チャネル
    • 1ch:モノラル(Monaural)
    • 2ch:ステレオ(Stereo)
  • ステレオモード

第9回:パッケージソフト全盛時代の「現代MP3事情」』で、「CDの規格は44.1kHz」「ビットレート128kbpsが標準的に用いられている」等書かれていたので、これからは、

  • ビットレート:128kbps
  • サンプリングレート:44.1kHz
  • チャネル数: 2ch ステレオ(Stereo)
  • ステレオモード: ジョイントステレオ

で、MP3ファイルを作っていくことにしようかな。それともデフォルトのパラメータセットで『標準音質(128kbps)』にしちゃおうかな。

ちなみに、UTAUで出力されるWAVファイルはモノラルなのだそうです(ここ(twitter)を参照)。

[2024-02-14 修正] iTunesのUIがちょっと変更になっていたので、それに合わせた修正をしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿