最近、html のお試しコードを書くことが多いのですが、その書き始めの時に、ひな形があれば時短になって便利だろうなあ、なんて考えてました。VSCode(Visual Studio Code) に元から入っている拡張機能である Emmet を使うと、とても簡単に html のひな形を作成することが分かったので、調べたことを記録に残します。
やり方はとても簡単です。VSCode で html ファイルを開き、!
+Enter と入力するだけです。実際には、!
と入力した時点で VSCode の補完機能が働き、"Emmet Abbreviation" のほうを選択することでも入力できます。
新しいファイル (空のファイル) でなくても入力できちゃいます(そんなことやる人いないでしょうけど…(^^;;;)。
デフォルトの言語指定が、こんなふうに英語になってしまっています。
<html lang="en">
私は通常、日本語のhtmlページを書くことが多いので、言語設定を日本語にするとさらに時短で便利になります。
VSCode での Emmet の言語設定の変更は次のようにします。
- 左下の歯車マークをクリックして、「Settings」をクリックします。
- 「Extensions」をクリックして展開し、「Emmet」をクリックします。
- 下のほうにスクロールして、「Variables」項目のところで、「Add Item」をクリックします。
ここで「Item」が「lang」の「Value」を「ja」に変更します。
さらに、headタグ内でcssファイルを読み込む行や、bodyタグ内にjsファイルを読み込む行を入れる場合には、それぞれ該当する行のところで、link:css
+Enter、script:src
+Enter のような省略記法を入力することで、簡単にそれらの行を入力することができます。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <link rel="stylesheet" href="style.css"> <!-- link:css --> <title>Document</title> </head> <body> <script src=""></script> <!-- script:src --> </body> </html></pre>
とっても便利ですね(^^)。
他にも Emmet の省略記法がたくさんあるようで、それらが『Emmet cheat sheet』にまとめられています。
『Emmet cheat sheet』を見ると、!
+Enter というのは html:5
+Enter の省略形になっているようで、違う DOCTYPE 宣言にしたい場合には、html:xxs
+Enter (XHTML1.1) とか html:xt
+Enter (XHTML1.0 Transitional) のような感じで入力できるようですね。
以前、DOCTYPE 宣言について調べたことを記事にしています。参考にしてみてくださいね。
[参考サイト] special thanks!!
- HTML の雛形(テンプレート)をVSCodeで簡単に生成する
- htmlの雛形を秒で作成する
- Visual Studio CodeでHTMLの基本テンプレートを呼び出す方法
- VSCode(Visual Studio Code)
- Emmet
- Emmet cheat sheet
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